英語と韓国語ってどっちが難しいのかな?どっちも学びたいけど、最初に始めるならどっちがいいんだろう…?
英語と韓国語は、それぞれ違った魅力を持つ言語ですが、学習者にとっては「どちらが難しい?」という疑問が浮かぶことも多いですよね🌏✍️
英語と韓国語は言語族も異なるため、文法の違い、発音の難しさ、そして語彙の多さなど、学ぶ上での多くのポイントが異なります!
私自身、英語と韓国語の両方を学んできましたが、それぞれに「難しい」と感じる部分と「面白い」と感じる部分がありました💡
英語も韓国語も学習中のMoeです💖英語ではTOEIC905、韓国語は独学で上級レベル(TOPIK5級)を取りました!現在はカナダで保育士として、英語を使って働いています✨
今回は、英語と韓国語の難しさを経験者目線で比較し、どちらから始めるべきかのヒントをお届けします📝
これから学習を始めたい方の参考になれば嬉しいです😊
英語と韓国語の難しいポイントを比較
英語の特徴と難しい部分
1. 発音の難しさ
英語の発音は日本語とかけ離れており、日本人にとって特に難しいポイントの一つです📝
- RとLの違い:日本語にはない発音で、しっかり区別するには練習が必要
(例)rice(ライス)とlice(ライス)の違い - 母音の多さ:日本語には5つ(a/i/u/e/o)しか母音がありませんが、英語には20種類以上の母音があり、微妙な違いを聞き取るのが難しい。
(例)beat(ビーッ)とbit(ビッ)の違い - 強弱やリズム:英語はストレス(強弱)が重要な言語で、アクセントが異なると意味が通じないことも。
(例)present(プレゼント:名詞)とpresent(プレゼント:動詞)の違い。
喋る時はしっかり口・舌を使って発音する必要があります!
私も未だに発音やアクセントに手こずって、検索することがたくさんあります✨
発音が難しいからリスニングを鍛えるのにはかなりの勉強が必要!発音が悪いと伝わりにくい可能性も大です😓
2. 文法のシンプルさと例外
一見すると英語の文法はシンプルですが、例外が多いことで混乱しやすいです📝
- 時制の多さ:英語には現在形、過去形、未来形だけでなく、完了形や進行形など多数の時制があります。これを適切に使い分けるのは、初心者には難しいポイントです。
(例)I have eaten(食べたことがある) vs. I ate(食べた)。 - 冠詞(a, an, the)の使い方:日本語にない概念で、特定のものかどうかを文脈で判断する必要があります。
(例)I saw a dog(ある犬を見た) vs. I saw the dog(その犬を見た)。 - 動詞の語法:動詞ごとに後ろに続く形(不定詞や動名詞)が異なるため、暗記が必要です。
(例)I enjoy swimming(動名詞) vs. I want to swim(不定詞)。
中・高で英語に触れていたら基礎文法は理解している人が多いと思いますが、それでもいざアウトプットするとなると混乱しがちですね。
日本語には未来形や完了形の概念がないので、使いこなすのに時間がかかったり……
フランス語などに比べたらシンプルだけど、それでも覚えるのは大変だよね!
3. 語彙の幅広さ
英語は語彙の種類が非常に多く、ニュアンスの違いを理解するのが大変です📝
- 同義語の多さ:同じ意味でも、状況やトーンによって異なる単語を使う必要があります。
(例)big, large, huge, enormous(「大きい」にもいろいろな言い方がある)。 - スラングやイディオム:日常会話では多くのスラングや慣用句が使われ、これを知らないとネイティブとの会話が難しくなります。
(例)break the ice(緊張をほぐす)やspill the beans(秘密を漏らす)。 - 外来語の影響:英語にはラテン語やフランス語由来の単語が多く、スペルが複雑なものも。
(例)restaurant(レストラン)やbureaucracy(官僚主義)。
私は「エビ」にShrimpとPrawnの二種類あるのが未だに受け入れられません(笑)
英語は使われている国も多いので、スラングでも「この国では使う・使わない」そういった違いもあります!
逆に言えば、英語ができたら世界の人と喋れる!
韓国語の特徴と難しい部分
1. 発音法則の難しさ
韓国語の発音は、英語と比べると日本語に似ているものも多いですが、日本語話者にとって難しい発音もあります📝
- パッチム(받침)
ハングルの最後に来る子音で、発音される音が限られているため、発音と文字が一致しないことがあります。
(例)한국(ハングク)は「ク」で終わるが、文字通り発音すると「韓国」では通じない。 - 濃音と激音
日本語にない濃音(例:ㄲ、ㄸ)や激音(例:ㅋ、ㅌ)は、初心者には区別が難しい。
(例)갈다(カルダ:削る) vs. 깔다(ッカルダ:敷く)。 - 母音の微妙な違い
韓国語には、ㅓ(オ)とㅗ(オゥ)など、似た音が多く、リスニングで混乱しやすい。
パッチムは韓国語初心者が一度は陥る難しいポイントだと言われるほど、日本人には理解が難しい概念です!
簡単に説明すると文字の終わりが全て母音で終わるとは限らないので、한국(ハングク)であればハングkと言った発音になります✨
日本語と似ているからと言ってカタカナと発音が全く同じではないことに注意が必要!
2.文法の規則と難しさ
韓国語の文法は日本語に似ている部分も多いですが、独特のルールも存在します📝
- 語順
韓国語の語順は日本語と同じ「主語 + 目的語 + 動詞」ですが、接続語や助詞が日本語と異なる使い方をすることがあります。
(例)「私は学校に行きます」→ 저는 학교에 갑니다(ジョヌン ハッキョエ カムニダ)。 - 尊敬語のルール
敬語の段階が細かく分かれており、相手の年齢や地位によって使い分けが必要です。
(例)食べる:먹다(食べる)、드시다(召し上がる)、잡수시다(もっと丁寧な召し上がる)。 - 助詞
韓国語の助詞(例:は、が、をに相当する은/는、이/가、을/를)は、日本語と異なる微妙なニュアンスがあり、誤解を招くことも。
文法の順番が日本と似ているところは大きなメリットです✨
ただし、日本語で「に」と書くところが「を」に相当するハングルを挿入したり、ニュアンスの違いに注意が必要!
韓国語は日本より敬語のルールが厳しいからマスターするのが難しい😢
3. ハングルの習得
ハングルはアルファベットよりも覚えやすいと言われますが、次のステップで難しさを感じることがあります📝
- 読み方と発音のギャップ
ハングルを正確に読めるようになっても、発音規則(連音化や縮約など)を理解する必要があります。
(例)좋다(チョッタ:良い)は発音すると「チョタ」に聞こえる。 - 複合母音
韓国語にはㅐ、ㅔ、ㅙ、ㅞなどの複合母音があり、初学者にとって混乱しやすい。
韓国語学習において忘れられないのがハングルの習得ですが、入門者にとってはつまづきやすい!!
読み方のルールはある程度は決まっているのでシンプルですが、複合母音や例外ルールなどを全て学ぼうとすると少し時間がかかってしまいます。
といっても、集中すれば1時間で覚えちゃう人もいるみたいだけどね!
韓国語が英語よりも簡単だと感じた理由【体験談】
英語と韓国語を勉強した私ですが、以下の点で韓国語が英語よりも簡単だと感じます📝
文法が日本語と似ている
韓国語と日本語は語順が同じなので、頭で文章を組み立てる時間が必要ありません!
例えば、観光時に必須のフレーズ「トイレはどこですか?」は、韓国語でもそのままで伝わります💖
「トイレはどこですか?」→ 화장실 어디에요?(ファジャンシル オディエヨ)
(解説)ファジャンシル=トイレ、オディ=どこ、エヨ=ですか
英語だと「語順が……」「文法めちゃくちゃだぁ」となりがちですが、韓国語ではその心配なしです✨
漢字語が多い
韓国語には漢字由来の単語が多く含まれており、日本語話者にとって意味を推測しやすいです📝
例:
- 学校 → 학교(ハッキョ)
- 学生 → 학생(ハクセン)
- 生物 → 생물(センムル)
学校と学生で共通する「学」は韓国語では「학」、学生・生物で共通する「生」は「생」と気づきましたか?
このように漢字語は発音が似ている場合も多く、語彙を覚える負担が軽減されます✨
慣れればすぐに推測できちゃうよ!
発音が日本語に近い
韓国語の発音は日本語に近く、カタカナ発音してもある程度は伝わります📝(気持ち6-7割ぐらい)
母音が似ている:ㅏ(ア)、ㅓ(オ)、ㅗ(オゥ)など、英語よりも日本語に近い母音が多い
日本語の音にない要素が少ない:濃音や激音の練習は必要ですが、英語のRやL、THのような音はなし!
濃音や激音など若干トリッキーな発音もありますが、最初から完璧にする必要はなし✨
特に対策しなくても韓国語を聞き続ければ、1-2年後いつしか理解できます!!(断言させてください笑)
それよりも日本人にとってはよっぽど英語のR・Lの違い、THなどの存在しない音の方が難しいです😓
韓国好きならメリット過ぎる
私は昔から韓国文化好きでアイドル・旅行などいろいろ手を出していました💓
言語を学ぶ上で「その国の文化を愛する」のはとても大事なことです!
「英語がいくら必要」と言われても「海外に行く必要がない」「海外文化も興味ない」となると英語を勉強する気はあまり起きないですよね😓(昇進とかの理由はあるかもだけど)
韓国語においては「韓国好き」がとてつもなく好影響を及ぼす条件で、韓国好きであれば「YouTubeで推しの動画を見てリスニングする」「旅行で使えるフレーズを本で学ぶ」などを自然と苦労なしにできちゃうんです!
なので韓国好きであれば、韓国語学習は英語よりも何倍も簡単になるはず💓
私自身も韓国語を始めた当時に韓国アイドルにハマっていたので、すぐに推しの動画見ながら韓国語に毎日触れることができ、気が付いたら1年半でTOPIK5級(上級)に合格していました✨
韓国語学習はスキをモチベに勉強しやすい!
韓国語・英語どちらを先に学ぶべき?
韓国語と英語をどちらもやりたいけど、どちらか先に選ぶ必要があるとしたら…….
以下の点を参考に決めてください📝
韓国語を先に学ぶべき場合
1. 韓国文化に興味がある
2. 学びやすい言語から始めたい
3. 短期的な目標がある
K-POP、韓国ドラマ、韓国料理など、韓国の文化やエンタメに強い興味があるなら、韓国語を先に学ぶのがおすすめです📝推しのコンテンツを見て楽しみながら学べるので、自然とモチベーションを保てます!
また韓国語は日本人にとって学びやすい言語なので、上達を重ねることで自然と言語学習に対する自信が沸いてくるはず✨
韓国旅行を控えている、または韓国語での簡単な会話を楽しみたい場合、韓国語を先に学ぶとすぐに役立てられます!
英語を先に学ぶべき場合
1. 実用性を重視する
2. リソースの豊富さ
3. 長期的な目標がある
なんといっても英語は国際共通語なので、仕事や学問、旅行などで使える場面が圧倒的に多いです📝実生活やキャリアアップのためにすぐ使いたい場合は英語が最適でしょう!
韓国語よりも一般的な学習教材は英語の方が多く、自分に合った方法で学べる選択肢が多いです!学習仲間も見つけやすく、ネイティブの先生・友達を見つけるのも韓国語よりかは容易な可能性あります💖
海外留学、仕事での英語力の向上など、長期的に取り組む必要がある場合は、英語を先に学ぶのが効率的です!
いやいや、とりあえず私は両方とも勉強したい!
そんな方は韓国語・英語を同時学習という方法もあります📝
学ぶ時間が十分に取れる場合は、韓国語と英語の両方を少しずつ学ぶのも一つの術です!
【まとめ】大概の日本人にとっては韓国語が英語よりも簡単
今回は、英語と韓国語の難しさを経験者目線で比較しました📝
韓国語は普段は馴染みのない言語かもしれませんが、蓋を開けてみると英語よりも簡単と感じることが多いです。
韓国語と英語はそれぞれ難しさにも違い、モチベーションや目的によっても大きく学習体験が異なるので、比較してみることをオススメします💖
楽しい韓国語・英語学習方法を紹介しています📝