今年もクリスマスシーズンがやって来て、年末も近くなっています。
海外にいる家族や恋人と会うことは難しいため、プレゼントを送り会う人も多いのではないでしょうか?
海外に荷物を送るとなると、最速で届けられるEMSやコストを抑えつつ早く送れる航空便などの国際小包が主流です。
しかし、国際的に荷物を送ることにはめんどくさい作業がつきものです!
送る国の税関を通り抜けるためには「送りラベルの内容品の詳細な記載」や「ラベル作成」などの内容物を1つずつ測り、記載しなければなりません。
それも、内容品の詳細な記載は基本的に英語かフランス語で!
もしこの作業が不足していたり、不明点が少しでもあると、現地の税関で中身が開けられたり、廃棄される可能性も…..
今回はそんなことにならないために内容物記載に役に立つ英語フレーズをまとめて見ました!(個人利用のみ)
国際郵便では細かい内容品記載が求められる
内容物記載が求められるところは、ラベルとインボイスとも基本的には同じ「内容品の詳細な記載」、「内容品の個数」、「内容品の正味重量」、「内容品の価格」の欄です。
インボイスの方はもう少し細かいです。
詳細な記載以外は地道に量りを使うなりして、数えましょう。
税関のチェックで必ずX線を通すので、誤魔化すのは禁止です!
内容品の詳細な記載は「SNACKS(お菓子)」などではなく、品名まではっきり細かく(大文字で)書く必要があります。
例えば、じゃがりこであればJAGARIKO(SNACKS)、キットカットであればKIT KAT(CHOCOLATE)などとなります。
お菓子の場合、固有品名だけでは、外国で伝わらない可能性が高いため()の中に大まかなお菓子ジャンルを入れるのが無難です!
私は郵便局員の指示を受けながら前回送った際に書いた表記を例に取ると、
駄菓子→ DAGASHI(SNACKS)
ポッキー→POCKY(CHOCOLATE)
ピュレグミ→ GUMMY (グミはグミでまとめました)
とんがりコーン→ TONGARI CORN(SNACKS)
チェコ人の友人と主にお菓子交換をするための発送だったために、お菓子が多く記載には苦労しました(笑)
日本由来で有名な商品の英語訳は日本郵政のウェブでまとめられています!
これを見ながら翻訳したものもありました。
ワサビ→GROUND WASABI HORSERADISH
梅干し→PICKLED PLUMS
ふりかけ→DRIED SEASONING POWDER
ワサビなど海外で通じやすい日本語もありますが、念のためにこのように詳細に記載していた方が無難です。
どこにもない記載(珍しいものなど)は、辞書やGoogleを使い検索しましょう!
ここまで詳細に書かないといけないとなると、よっぽど内容物の数が少なくない限り伝票の欄だけでは足りなくなると思います。(紙の場合)
その時は「内容品の詳細な記載」の最後の欄に “See the attached document”と書き、続きはこちらから税関告知書補助用紙をダウンロードして付属しなければなりません。
そして、ラベルとともに必要なインボイスのダウンロードはこちらから
こちらもラベル同様に詳しく記載しましょう!
余裕をもって配送しよう
このように細かい作業なので、自宅での計量やラベル書きには時間を要します。
また、これは私の体験談ですが、街中でもない、近所の郵便局に持っていくと、郵便局員の人が少しあたふたしていました。
内容品記載がちゃんとできているかなどのチェックにも時間がかかるので、
特に送るものが多い場合は余裕を持って準備、そして郵便局に向かうようにしましょう!
最後にうっかり航空危険物を入れてしまうことにも注意しましょう。香水なども空の上では危険物になりえます。
詳しくは日本郵政のHPからチェックしてください。
それでは、気をつけて荷物を送りましょう!