こんにちは〜 韓国の大学院入学を目指しているMoe(@moedy33)です😇
先月から「取りに行かないとな〜」と頭の中をウロウロしていたアポスティーユ
ついに取ってきたので、韓国留学に欠かせないアポスティーユの取り方を紹介します!
語学留学・正規留学かまわず手順は同じなので、韓国留学を考えている方はぜひ参考にしてください💌
そもそもアポスティーユ・公証とは?
初耳の人にはちょっと難しいアポスティーユと公証
韓国留学の例を挙げながら、ざっくりと説明します!
アポスティーユとは?

そもそもアポスティーユとは何…..?
アポスティーユは、公文書に対する外務省による国際的な証明です。
公文書は各自治体や国が発行した書類のことですが、アポスティーユをつけることによって海外向けの書類となります。
アポスティーユを通して、すなわち国(外務省)から「これは正しい書類だよ!」ということを証明してもらえるんです!
アポスティーユはハーグ条約加盟国(世界100国以上)の中で公的書類として認められています。
日本では東京・大阪の2箇所でアポスティーユを受けられますが、全国からも郵送で受付しています。
特にコロナの影響もあって今は郵送が推奨されているので、受付・引き受けも全て郵送での手続きが一般的みたいです。
ちなみに、アポスティーユを得ること自体は無料です!(郵送料は自己負担)
参考:日本国内における証明・アポスティーユ申請の受付時間・問い合わせ先・住所
公証とは?



じゃあ、公証とアポスティーユの違いは?
公証は私文書を「公的に正しい!」と証明して、公文書と同じ価値にさせるものです。
私文書は個人や機関が作成した書類のことを指し、大学院出願の場合は私立大学の卒業証書や成績証明書がよく当てはまります。(国公立大学は国や自治体が運営・発行しているので、公文書)
私文書自体はアポスティーユを受けることができませんが、公証を得ることによってアポスティーユが可能となります!
公証は全国各地にある公証役場で受けることができ、金額は書類によってバラバラ(数千円〜数万円)です。
今回アポスティーユをもらった書類(3種類)
私がアポティーユ付きで提出を求められたものがこちら3種類の書類です。
全て英文+アポスティーユ付きでの提出が必須でした!(アポスティーユまで3つも求められるのは少数派だと思います😅)
- 大学の卒業証明書(公証+アポスティーユ)
- 大学の成績証明書(公証+アポスティーユ)
- 戸籍謄本(翻訳文書に公証+アポスティーユ)
私は大学で卒業証明書・成績証明書を英文で発行、 私立なので公証が必要でした。
戸籍謄本は英語での発行ができないので、日本語で発行+英訳文(自分で翻訳可能な場合あり)を作成して共にアポスティーユを得る必要があります。
ちなみに、戸籍謄本自体は公文書なので公証不要ですが、戸籍謄本の英訳文は私文書扱いとなるので公証が必要となります。
戸籍謄本を韓国の学校から求められたら、英語翻訳+公証+(場合によってはアポスティーユ)が必要なことを覚えておいてください!



3の戸籍謄本は、行政書士さんにお願いしました🙌
私は元々全て自分でアポスティーユを取りに行こうとしたのですが、3の戸籍謄本のみ行政書士さんにお願いしました。
韓国留学に行かれる方は戸籍謄本を自分で英訳して、公証・アポスティーユをもらう方が多いみたいなのですが、韓国の大学も最近書類に厳しくなったところが多い(?)と言う噂を聞いたので、私は念には念をで英語翻訳+アポスティーユ代行取得まで込みの行政書士さんにお願いしました。
行政書士さんに依頼する公証・アポスティーユ取得は、お金さえ払えばめっちゃ楽でした(笑)
後ほど、詳しく説明します。
公証・アポスティーユの取り方【個人・ワンストップサービスの場合】
持ち物



卒業証明書と成績証明書の公証・アポスティーユを取りに行きました!
家から公証役場に持っていく準備物は3つ
- 公証・アポスティーユを受けたい書類(英文)
- 宣言書(英文・公証取得に必要)
- 身分証明書(パスポート・運転免許証など)
宣言書は、その名の通り「この書類は間違いありません!」と宣言する文書です。
最終的に海外に送るものであれば英語での作成がオススメで、私は卒業証明書用と成績証明書用で2枚作成しました。
テンプレートはインターネットで簡単にダウンロードできます。
日付とサインは後で書くので、空けといてください!
ちなみに、当日宣言書を持っていくのを忘れたら、その場で直筆で書かされるらしいです(笑)
公証とアポスティーユを一度に得られる!ワンストップサービスについて
兵庫県に住んでいる私ですが、ワンストップサービスを目当てに大阪・梅田にある梅田公証役所に行きました。
ワンストップサービスを使えば、わざわざ外務省に出向かなくても公証役場で公証とアポスティーユを同時に1日で得ることができます。
現在のワンストップサービス対応都府県は、東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・大阪府です。
その他の場所では、従来通りに公証役場で公証を授与→郵送か来館(東京・大阪)でアポスティーユ取得のステップを踏みます。(少なくとも数日-1週間ほど)
該当県や近隣県に住んでいる人には公証・アポスティーユが同時に受け取れるワンストップサービスがオススメです✨
公証役場の雰囲気と所要時間について
梅田公証役場のHPを開くと、「当役場はかなり混み合うので、できれば大阪府内の他の役場に行ってください」的なことを書いてたので、行列を身構えて午後運営が始まる13:00ピッタリにGO!!(初めては予約NG)
役場といえども、公証人とのブースがある役場なので落ち着いた大人な雰囲気でした。
私はたまたま運が良く、待ち時間なしですぐに公証人の前に通されました😂
公証人の人と書類についてなど軽〜くしゃべって、目の前で宣言書にサイン
その後入り口付近の待合席で待っていると、20分後ぐらいに全て出来上がったので確認と支払い!(想像以上に速かった!!!)
公証役場を出たのが13:30だったので、30分で公証からアポスティーユまでの手続きを済ませることができました💌
料金
お金はアポスティーユまで全て出来上がった確認の際に、払いました。
現在は現金のみですが、4月からはクレジットカードも使えるみたいです。
公証は1枚 11,500円、卒業証明書・成績証明書で23,000円でした!
めっちゃ高いですよね…… 私も初めて知った時はびっくりしちゃいました😭(これ+戸籍謄本😅)
大学によっては卒業証書と成績証明書でまとめて公証1つでOKなところもあるみたいなので、よく確認してみてください。
公証・アポスティーユの取り方【行政書士にお願いした場合】



翻訳サービスと一緒に利用することもオススメです!
戸籍謄本など日本語でしか書類が発行できない場合も、大学や語学堂側からは英文での提出が求められることが多いです。
そんな場合に必要となるのが、日本語書類をそっくりそのまま英語に訳した英語訳文
戸籍謄本(戸籍沙本)自体は公文書なので公証がいらないのですが、英語訳文は私文書扱いになってしまいます。
とのことで、戸籍謄本のアポスティーユ提出が求められた場合は戸籍謄本+英文verを必ず準備しましょう♪
私はGoogle検索の上位で見つけた神戸のファイル行政書士事務所さんにお願いしました🙌(たまたま地元でした)
いろんな事務所と比較したところ、翻訳サービスあり+速い+他の事務所より安かったです。
金額は英語翻訳代・公証&アポスティーユ取得代行代・公証代(11500円)などコミコミで17500円でした。
入金・書類を送ってから10日ほどで、アポスティーユ付きの戸籍謄本・訳文が戻ってきました!
戸籍謄本でアポスティーユを取ると、英訳文+戸籍謄本(原本)+宣言書+アポスティーユ+公証を全て一つにホッチキス留めされているので分厚いです。
問い合わせた時の対応も丁寧で、書類が帰ってきたのもかなりスムーズだったのでオススメです💌(見積もりは無料)
個人での手続きに不安な人は行政書士さんに公証・アポスティーユ代行をお願いしましょう!
韓国留学用にアポスティーユを取得する際の注意点



公証・アポスティーユ取得を考えているときには、以下の点に注意しましょう!
用意できる書類は全て英語で準備する
韓国に限らず海外留学の際の書類は基本的に全て英語(or現地語)で求められます。
特に、アポスティーユを取る際は英語が求めらるので、できる限り書類は英語で発行しましょう。
万が一日本語のみでしか発行ができない場合は、戸籍謄本の場合のように翻訳(+公証)が必要となります。
書類を早く発行しすぎない
公証・アポスティーユは発行から3ヶ月以内の原本のみに可能です。
留学計画の変更に伴う1年や半年前に発行した書類の使い回しはできないので、注意してください。
自己紹介書や学習計画書などに気合を入れて早くから準備するのは良いことですが、公的書類の期限には気をつけましょう!
余裕を持ってアポスティーユを取りに行く
アポスティーユの取得はワンストップサービス(もしくは直接外務省に来館)を使わない限り、取得に数日の時間がかかります。
特に現在はコロナの影響もあるので、従来よりも長く時間がかかることも考えられます!
アポスティーユ付き書類の提出期限の10日前までには取得することをお勧めします😊
以上が公証・アポスティーユの取り方でした!
私の経験談が、誰かのお役立ちになれば嬉しいです💌